6ヶ月で現場を卒業するためのコツ

こんにちは、宮本です。

今日は、そろそろ現場を卒業したいと考えている

掃除屋さんのために、6ヶ月で現場を卒業するコツを

ご紹介したいと思います。


あなたが現場で働き続けることが生きがいの

生粋の職人さんであれば、これからお話する内容は

無視していただいて結構です。


しかし、あなたが現場を卒業したいと考えている

経営者思考の方であれば絶対に必要なスキルになるはずです。

現場を卒業したいと考えているのであれば

目標を『会社を売却する』ことに設定することです。


現場を卒業したいだけなのに

なぜ会社を売ることを目標にしなければならないのか?

それは、現場を卒業するのも、会社を売るのも、

あなたがいなくても成り立つ会社にするという

通過点をクリアしなければならないからです。


実際私も、現場を卒業できたのは、

現場を卒業したいと思っている時ではなく、

会社を売ろうと決意して、

自分がいなくても利益が出るように

改良を加え始めた時でした。


例えば仕事の種類。


会社を売ると決意してから

私はスポットの仕事をすべて辞め、

代わりに定期清掃一本に絞って営業をはじめました。


スポットの仕事ばかりでは会社の資産価値はゼロ。

なぜならスポットの仕事のほとんどは

社長の信頼性や顔で仕事をとっていることが多く

社長がいなくなった途端、その仕事は消えてなくなるため、

資産価値が無く、買い手がつかないと思ったからです。


そこで私は、竣工清掃や空室清掃をすべて断り、

会社を売却することを目指し定期清掃に切り替えました。

そして、私がいなくても仕事が回るように全て外注化し、

営業や顧客フォローもニュースレターを中心にした

紙を使った仕組みに切り替えて行きました。


そうするとどうでしょう。

あんなに難しいと思っていた現場の卒業が

たった6ヶ月で実現したのです。


実はこの時、かなりの顧客を失い

売上も恐ろしいほど激減しました。

仕事仲間の殆どが『宮本は終わった』と

思っていたようです。


しかし、体質改善には副作用がつきもの。

仕事を減らしてた最初の月は本当に恐怖でしたが、

2ヶ月目からは手間のかかる仕事が激減し、

4ヶ月目には失った売上げの半分を定期で獲得。

そして6ヶ月目には、ほぼすべての現場から開放され

営業三昧のスケジュールで定期の増えていくスピードが

急加速していきました。


現場を卒業する事だけを目的としていれば

顧客を減らすことなく小手先のスケジュール調整で

現場の仕事を減らそうとしたと思います。

そして遅かれ早かれ、顧客が減るのを恐れて

現場に戻っていたのは間違い無いでしょう。

会社を売るという難度の高い目標を設定したからこそ

小手先ではなく抜本的な変化を受け入れ、

顧客が減るという恐怖を乗り越えるしかなかった

というのが本音です。


この体験から言えることは、

将来、会社を売る気がなくても

いつでも売れるように会社を設計して行くと

その遥か手前にある『現場の卒業』なんて

あっという間に実現してしまうということです。


反対に、社長がいなければならない状態の会社を

どれだけいじっても、どれだけ外注化しても

いつまでも社長は現場を抜けられないということ。


会社はいずれ売るもの。

その発想があれば、成長も仕組み化も

驚くほどのスピードで進んでいくはずです。

現場を卒業したいと考えている清掃起業家の方は

遅々として進まない脱現場の解決策として

今回のヒントを参考にされてみてください。


まずは定期清掃の比重を上げること。

そして全顧客をSNSでフォローできるようにすること。

全現場を担当制にして従業員や外注で責任施工できるようにすること。


この3つからスタートすれば脱現場のコツがつかめるはずです。


あなたならきっと現場を卒業できます!

売ることを前提に会社の仕組みを見直されてください。


ー宮本


追伸、掃除屋で成功するノウハウを下記ページにまとめてみました。

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   また、ヒントを探してウェブをさまよう手間を一気に省けるはずです。

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