その来年の目標は今すぐ捨ててください

こんにちは、宮本です。


忙しい年末の日々も一段落し、ゆっくり自分の時間を過ごされている掃除屋さんも多い大晦日ではないでしょうか?


そうなるとちょっと気になり始めるのが来年の目標。熱心な方ほど「来年はこうしてやろう!」とか「来年こそはこうなってやるぞ!」と、来年に向けて早くも目標や課題が頭の中をグルグルし始めているころではないでしょうか。


しかし、その行為がいつもいつも次の年の自分を苦しめていたとしたらどうでしょう? 実はこれこそが立てた目標を実行できない最大の理由なのです。この状態を回避するために目標を決める前に必ずやらなければならないことがあります。それが『理想の一日を想像してみる』という行為です。


もしあなたが今日、またはお正月に2023年の目標を立てるとしたら、目標や課題を決める前に必ず「2023年は毎日どんな生活をしてたいかな?」と思いにふけってみて、その時に頭に浮かんだ『理想とする一日』を手に入れるために必要な行動を来年の目標にして欲しいのです。

非常に単純ですが、この行為のインパクトは絶大です。なぜなら、自分の理想の一日を出発点にして決めた目標や課題のほとんどは『実行したくて仕方がないものばかり』。結局やらずじまいのこれまでの目標たちとは一線を画す『心躍る目標や課題』ばかりになるからです。


自分の理想を出発点にしているから当然といえば当然なのですが、逆に考えると、これまで立てていた目標がいかに『自分の本当の欲求』を無視していたかがよく分かるはずです。

例えば、毎日の仕事にうんざりしている日々を過ごしているのに、年初の目標には『売上げと顧客数を倍増させる。そのためにはまず○○に着手して、次は○○を実行して・・・』と、さらに自分を苦しめる目標を立てていたりするのです。


すでに仕事にうんざりしている人のもとに、さらにお客や仕事が増えたらどうなるでしょう? ぶっ壊れますね。だから目標を見るのも嫌になるのです。実行なんてできる訳がありませんね。目標達成に向けて行動できないのは自制心が足りないせいではなく、ぶっ壊れるのを防ぐために防衛機能が働いて足を止めているだけなのです。これ以上忙しくなるとあなたは壊れますよ、という具合に。


もし私がこの人だったら、「朝早起きするのもそろそろキツくなってきたから、毎朝8時くらいにのんびり起床して、コーヒーでも飲みながら10時くらいまでゆっくり朝食を取って、10時くらいから14時くらいまで仕事をして、あとは自分のやりたいことをやる趣味の時間にする」なんて理想の一日を想像するはずです。そしてここを起点に目標を決めるとしたら売上げや顧客増ではなく『客単価アップ』が自分を幸せにする唯一の目標だというのがすぐに判明するはずです。


しかし、多くの熱心な清掃起業家は、『より沢山を得ることが幸せなんだ』と信じ、自分が本当は何を求めているかなんて一切無視して、より多く、より沢山、の目標を立ててしまい、達成できても達成できなくても、どちらになっても自分を苦しめてしまう目標や課題を一生懸命に思い描いてしまうのです。


より多く、より沢山は必ず最後には自分を破壊します。本当はゆっくりのんびりしたい自分がいるのに、さらに仕事や役割を増やし、詰め込み、苦しい毎日を送らせてしまうからです。大切なのは『どんな成果が欲しいのか』ではなく『どんな毎日を過ごしたいのか』。それを元に、その毎日を実現させるための目標を立てていくと、きっとあなたはこれまでに見たこともない単語で書かれている『心躍る目標』を目にして驚くはずです。そして「なんだ、俺が達成したい本当の目標ってこれのことだったんだ」と大きな安心感に包まれるはずです。


目標の原材料は、常に『自分がどんな毎日を送りたいと思っているか』にすることです。これは時代や年齢によってどんどん変化していくものですが、変わらないのは『この発想を目標の出発点にすると常に自分を幸せにしてくれる目標が生み出されていく』ということです。


年末年始、未来の自分のために目標を立てられる熱心な掃除屋さんも多いと思います。このノウハウを来年を充実させる一助としていただければ幸いです。あなたなら来年もきっと素晴らしい一年にすることができるはず。今年も一年、お付き合いいただき本当にありがとうございました。


ー宮本

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